植え付けるトマトの苗 4月頭
1末に種まきした中玉トマト シンディースイートの苗です。約3ヶ月経過後の4月頭には、こんなに大きな苗になりました。
3月下旬くらいから温度もあがる日が多く外の収納BOXでも生育順調で、収納BOXの蓋を少しだけ隙間作って半開きでトマトを成長させていました。
既に収納BOXの蓋に届く高さまで成長しています。
準備したトマト苗 シンディースイート ルビーノ フルーツルビーEX オレンジアイコ
4月頭のトマトの植え付けに使用した苗は以下です。写真に1苗写ってませんが、購入した苗も含め全部で6苗です。
アイコはミニトマトにしては大きいので、基本中玉トマト系を揃えて植えました。トマトの食べごたえと育てやすさから中玉くらいが自分は好みです。
種から育ててたシンディースイート(左2つ)が、購入したトマト苗より頭一つ大きいですね(笑)
・中玉トマト シンディースイート 3苗(種から栽培)
・中玉トマト ルビーノ 1苗(苗購入 382円)
・中玉トマト フルーツルビーEX 1苗(苗購入 398円)
・ミニトマト オレンジアイコ 1苗(苗購入 198円)
病気への耐性 シンディースイート ルビーノ フルーツルビーEX オレンジアイコ
昨年トマトで萎凋病が出たので萎凋病に耐性があり、ゴボウでセンチュウ被害がでたので、なるべくセンチュウに耐虫性があるもんを選んでます。
黄色やオレンジ系で病気に強い品種のトマトが、なかなかホームセンター見てても見つからないですね。
種類 | 萎凋病 | 根腐萎凋病 | 半身萎凋病 | 葉かび病 | トマトモザイクウイルス | 青枯病 | センチュウ (ネマトーダ) |
シンディースイート | F1/F2 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
ルビーノ | F1 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
フルーツルビーEX | F1 | ◯ | ◯ | ◯ | |||
オレンジアイコ | F1 | ◯ |
トマトの土作りと病気、病虫対策
トマトの土作りの段階でカルシウム不足で根腐れ病にならないように有機石灰を多めに混合し堆肥、1年前に通路に蒔いてた古い籾殻などもすき込んでます。
苗植え付け時に、元肥とベニカXガード粒剤も適量使用しています。
苗植え付け時に使用したベニカXガード粒剤は以下です。
ベニカXガード粒剤は、虫に対する長期予防の他に細菌に対する直接の効能はありませんが細菌に対する抵抗性を引き出す効果があります。
センチュウ被害のでた畑ですのでネマトリンエースでセンチュウ対策も事前にしています。
苗植え付け直前にやった方が効果的には良いのでしょうが、なんとなく間を開けたかったので2週間くらい前に実施済みです。
センチュウ対策で使用したネマトリンエース粒剤の利用方法等は以下で紹介しています。
トマト苗の寝かせ植え 定植
今回のトマトは、全て寝かせ植えしています。
植える前に3,4枝くらい残して土に埋まる部分の下葉や下枝は摘み取ります。
苗を寝かせて、下枝を摘んだ部分の茎を土に埋めて植え付けます。これで土に埋まった茎部分からも発根して根張りの強いトマトに成長してくれる算段です。
なお接ぎ木苗の場合、寝かせ植えはできません。せっかく接ぎ木しているのに台木で無く穂木(接ぎ木してる方)から発根してしまう可能性があるためです。
写真のように寝かせて植えるので、マルチに寝転んだ形になりますが、太陽がでていれば数時間くらいで下の写真のように茎が反って上をむいてくれます。
【4/2 トマトの苗を寝かせ植えで定植】
【4/3 トマトの苗を寝かせ植えで定植後、太陽に向かって上を向いた苗】
コンパニオンプランツとしてトマトとネギと混植
今回は、畑に植えていた九条ネギも根から掘り起こして移植しトマトのコンパニオンプランツとして利用します。
なお、ネマトリンエースがネギには非対応ですので、混植はしますがネギの方は食べられなくなります。
トマトを寝かせ植えしている根の下付近に九条ネギも植え付けました。これで良い感じに根が絡んでくれると効果がでると思います。
今回のトマトでは青枯病に耐性のある苗はありませんが、ネギとの混植で青枯病や立ち枯れ病に対する病原菌の動きを抑止する効果がでます。
仮支柱で太陽に向かって起き上がって来てくれた苗を固定して植え付けは完了です。
【4/3 トマトとネギを混植して植えて定植】
トマトの寝かせ植えとネギの混植方法
トマトの寝かせ植えとネギの混植方法について、ダイジェストでショート動画でも紹介しています。
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