家庭菜園 ピーマンの育て方【こどもピーマン と 京ひかり を栽培】
4月中旬に赤の「スイートパレルモ」 と 黄色の「ジャンボ カラーピーマン」の苗を購入しました。
「スイートパレルモ」が327円、「ジャンボ カラーピーマン」が217円です。スイートパレルモは完熟するとかなり甘くなるフルーティーピーマンです。
スイートパレルモの特徴
スイートパレルモの特徴は以下です。
実がかなり大きく肉厚でジューシーでとても甘いフルーティーピーマンです。珍しい品種でたくさん収穫できるようなので購入してみました。
・ パプリカの仲間でイタリアの野菜
・完熟すると糖度10度で甘酸っぱいフルーティー味
・パプリカのように果肉厚で種が少なく生食でも扱いやす
・果長は20cm~25cmと大きくピーマン並みに多収穫
ジャンボ カラーピーマンの特徴
ジャンボ カラーピーマン(パプリカ)の特徴は以下です。
ここ数年はカラーピーマンや小型のパプリカを育てていましたが、今年は大きなジャンボ カラーピーマン(パプリカ)の栽培に挑戦してみることにしました。
・果実が大きく果肉が厚い、やわらかくて甘い
・栄養価も高く、ビタミンCが普通のピーマンより多い
スイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマン 植え付け【コンパニオンプランツとして九条ネギ】 4月中旬
「スイートパレルモ」 と 「ジャンボ カラーピーマン」の苗を4月中旬に植え付けました。
植え付けにはコンパニオンプランツとして九条ネギを混植しています。植え付け穴の下にネギを置いて、ネギの根の上にピーマンの苗を植え付けています。
ネギとの混植で青枯病や各種病気の病原菌の動きを抑止する効果がでてきます。
土は何時もの感じで堆肥、元肥、有機石灰などを混ぜて作っています。
【4/19 スイートパレルモ と ジャンボピーマンとネギを混植】
スイートパレルモ と ジャンボピーマンの苗植え付け時にはベニカXガード粒剤も使用しています。
ベニカXガード粒剤は、虫に対する長期予防の他に細菌に対する直接の効能はありませんが細菌に対する抵抗性を引き出す効果があります。
植え付け穴には「もみ殻」を被せて軽く押し込んでいます。支柱に仮止めしてスイートパレルモ と ジャンボピーマンの植え付けは完了です。
【4/19 奥:ジャンボ カラーピーマン 手前:スイートパレルモ 植え付け後】
今年も酷暑が予定されているので温度上昇を抑えて虫除けにもなるシルバーマルチを利用しています。
利用しているシルバーマルチは岩谷マテリアルの品です。ほぼ貸し農園の全面で使用していますが、通常通り使用できています。
スイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマン栽培【5月 6月 7月の栽培記録】
スイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマン 5月中旬【虫食い対策】
5月中旬の「スイートパレルモ」 と 「ジャンボ カラーピーマン」です。苗を植え付けてから約1ヶ月です。
大きくはなっているのですがナメクジ?虫食い?が発生しています。
特にスイートパレルモは、葉も甘いのか?虫食いが他のピーマンやパプリカ等より被害が多いです。
虫食いの対策ですが毎年使用している自家製のストチュウ液に毛虫関連に効果のあるSTゼンターリ顆粒水和剤を混ぜて定期散布してあげることにしました。
STゼンターリ顆粒水和剤は天然成分から作られた殺虫剤で使用回数の制限も無く、チョウや蛾の幼虫にだけ効果のある殺虫剤です。
チョウ目以外の昆虫には影響がほぼ無く、成虫のチョウにも影響がほとんどありません。安全性が高いと判断し利用しています。
これである程度、葉の虫食いが収まれば毛虫系にやられてたと判断できるのですが、継続だとナメクジの可能性が高いと思います。
【5/18 上:スイートパレルモ 下:ジャンボ カラーピーマン 植付けから1ヶ月後】
スイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマン 6月上旬【開花 着果】
6月中旬の「スイートパレルモ」 と 「ジャンボ カラーピーマン」です。
苗を植え付けてから約2ヶ月ですが、比較するとスイートパレルモの株の方が背が少し高くなっていますが。
【6/17 左:ジャンボ カラーピーマン 右:スイートパレルモ 植付けから2ヶ月後】
「スイートパレルモ」 と 「ジャンボ カラーピーマン」共に花が咲き出しました。苗の成長を促進したいので下の方の花や芽は摘み取っています。
既に小さな実もできてきているみたいです。
混色しているネギも大きくなったので定期的にネギも刈っています(ベニカXガード粒剤使ったのでネギは食べてはないですけどね(汗))
銀テープも張ってますが葉は依然食べられているのでナメクジなのかと思いますが、大きく成長してきているのでそれほど影響無さそうな感じです。
【6/17 上:スイートパレルモ 下:奥がジャンボ カラーピーマン】
スイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマン栽培 収穫
スイートパレルモの初収穫とサイズ 6月下旬
6月下旬から「スイートパレルモ」の収穫を開始しました。
たくさんできているので、赤くなるまで待つ実を残しつつ間引き感覚で緑の実を収穫していってます。
赤く色づくまでは約40日程度はかかるそうです(なかなか待ち遠しい期間ですね(笑))
既に、普通のサイズのピーマン(左)と比べると2個分は軽くありそうなサイズになっています。
【7/4 緑のスイートパレルモを収穫中(左が普通のピーマン)】
ジャンボ カラーピーマンの初収穫とサイズ 7月上旬
スイートパレルモに少し遅れてジャンボ カラーピーマンも収穫を開始しました。こちらもたくさんできているので、間引き感覚で緑の実を収穫していってます。
こちらも黄色くなるまで40日程度はかかるようです。間引きで収穫しつつ大きく育ってるのが熟すのも待ってみます。
お試しで収穫したピーマンのサイズでも普通のピーマン(左)よりは、かなり大きいですね。
【7/7 緑のジャンボ カラーピーマン 収穫中(左が普通のピーマン)】
黄色く色付いたジャンボ カラーピーマンを収穫 7月下旬
ジャンボ カラーピーマンが7月下旬になって急に黄色く色付いてきました!
下のカラーピーマンも、緑と黄色がマーブル模様で、数日で黄色くなりそうです。
【7/20 黄色く色付いたジャンボ カラーピーマン】
赤く色付くはずのたスイートパレルモが枯れる 7月下旬
赤に色づくはずのスイートパレルモですが、すでに一ヶ月程度 実が大きくなってから経過していますが、なんか変色してきました。
これ赤くなってくれるのかな?腐らないか心配な感じですけど、もー少し様子を見てみます。
【7/26 色付き出したスイートパレルモ】
スイートパレルモですが、残念ながら7月末に急激に枯れてしまったので撤去しました。
35度を超える日が続いてますので、青枯病か高温障害かとは思います。もともとイタリア野菜なので高温、多湿に弱いかもです。
青枯病を疑って撤去したスイートパレルモの茎をしばらく水につけててみましたが、白色の粘液がでてくることは無かったので単なる高温障害かもです。
ジャンボ カラーピーマンの方も8月上旬に豪雨が続く日があり畑が冠水したタイミングで枯れてしまいました。
スイートパレルモやパプリカ系は、多湿で30度超えてくる猛暑では栽培が難しいですね。来年は品種選定から再度考えてみます。
【7/30 急激に枯れたスイートパレルモ 青枯病か高温障害かな?】
スイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマンの猛暑対策【6月末 遮光ネットを張る】
6月27日に福岡も梅雨明けして35度付近の猛暑がはじまりました。
昨年は猛暑でカラーピーマン、パプリカは枯れてしまったので遮光ネットを張って秋まで長く収穫できるように対策してみました。
6/29に遮光ネットをスイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマンの上まで伸ばしました。
下枝や葉、こみあった部分を梳くような感じで剪定もしていますが、猛暑の始まった7月に入っても順調に収穫できています。
【7/15 猛暑対策の遮光ネットの下で育つスイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマン】
遮光ネットの張り方は昨年紹介してますので参考にされてください。
また暑い夏を乗り切って欲しいので活力剤のリキダスを水やりの時にあげたり葉面散布してあげたり定期的にしています。
スイートパレルモ と ジャンボ カラーピーマンの収穫時期・収穫量
スイートパレルモの収穫 6月 7月
スイートパレルモを6月下旬に初収穫しました。
1苗での収穫時期、収穫量は以下です。合計19本収穫終了です。
緑のは間引き感覚で収穫しているため、やや小ぶりサイズです。それでも普通のピーマンよりははるかにデカいですけどね(笑)
スイートパレルモは肉厚で皮がパリっとしており緑色で食べてもほのかな甘味を感じるフルーティーピーマンでした。
赤くなるのを待ってましたが7月末に枯れてしまい赤い実を見ることができませんでした。
・6/30 1本収穫(緑)
・7/5 1本収穫(緑)
・7/11 1本収穫(緑)
・7/13 3本収穫(緑)
・7/15 1本収穫(緑)
・7/17 2本収穫(緑)
・7/20 1本収穫(緑)
・7/22 2本収穫(緑)
・7/26 2本収穫(緑)
・7/28 4本収穫(緑)
・7/30 1本収穫(緑)(収穫終了)
【7/13 収穫したスイートパレルモ】
【7/26 収穫したスイートパレルモ】
ジャンボ カラーピーマンの収穫 7月 8月
ジャンボ カラーピーマンを7月上旬に初収穫しました。
1苗での収穫時期、収穫量は以下です。合計16本収穫終了です。
緑のは間引き感覚で収穫している物や8月に入って高温のため尻腐れのような症状がでてしまうので、やや小ぶりでも緑のうちに収穫かけてます。
黄色になるまで大きく育てた分は、パプリカサイズで育てたかいがあるサイズ感でした(笑)
肉厚で緑でも黄でも美味しいカラーピーマンです。
8月上旬の豪雨で畑の冠水があり早々に枯れてしまいました。
・7/7 1本収穫(緑)
・7/17 2本収穫(緑)
・7/20 1本収穫(黄)
・7/26 3本収穫(黄X1 緑X2)
・7/30 1本収穫(緑)
・8/1 1本収穫(緑)
・8/2 1本収穫(緑)
・8/5 1本収穫(やや黄)
・8/6 1本収穫(緑)
・8/9 1本収穫(緑)
・8/12 2本収穫(緑)
・8/13 1本収穫(緑)(収穫終了)
【7/17 収穫したジャンボ カラーピーマン(右下)】
【7/20 収穫した黄色のジャンボ カラーピーマン】
【7/26 収穫した黄色のジャンボ カラーピーマン】