春じゃがいも マルチ栽培
植えた「じゃがいも」の品種 きたかむい 北海こがね
今年のじゃがいもの種芋 各1Kgです。北海道産の「きたかむい」、「北海こがね」の品種にしてみました。
各1Kgで一部半分に切って4mくらいの畝に2列で植えるのにちょうど良いくらいでした。
それぞれのじゃがいもの特徴は以下です。
収穫時期をずらす意味合いもあり生育が幾分早い品種と遅い品種のじゃがいもを選択してみました。
■きたかむい
・切り口は白っぽい色で形状は丸芋
・初期生育がやや早く、早生品種
・ジャガイモシストセンチュウ抵抗性あり
・『男爵薯』よりも害虫に強く、収量も多い
・煮崩れしにくく、なめらかな舌触りと甘みのある品種
・ポテトサラダ・煮物・じゃがバターなど
■北海こがね
・ゴールドメークインと呼び名で、切り口は淡黄で形状は楕円形の芋
・初期生育がやや遅く、いもの肥大も遅い
・ジャガイモシストセンチュウに感受性あり
・油との相性が良く非常に美味しい品種
・シチュー・カレーライス・皮付きフライドポテトなど
「じゃがいも」の植え付け前準備 芽出し・天日干し
事前に日にあてて芽出しをしてみたり、切った芋はしばし切り口を日にあてて表面乾かしたりしてから植え付けています。
寒い時期なのでなるべく日にあてて芽を出してから植え付けたい所です。
ただ植える時点までに、そこまで芽が大きくはなってなかったです。
【1/30 種芋のじゃがいもの芽出しや切り口を乾燥】
寒い時期の「じゃがいも」の植え付け方法
2月頭のまだ雪が降る日もあるような寒い時期でしたので、畝に窪地を作って「じゃがいも」を置くような感じで配置して植え付けてます。
マルチを上に被せるので、土は「じゃがいも」に被せてないです。
ただ雪が降った時にマルチ越しに「じゃがいも」に接触しないように、窪地の中に「じゃがいも」は置かれ、マルチとの間に隙間があるような感じです。
半分に切った「じゃがいも」は、切り口を上で植え付けました。切り口が土に接触しない方が良いかなと言う考えです。
また、出てきた芽はぐるっと迂回して地表に出てくる必要があり強い芽だけ地表にでてくるはずです。
【2/3 じゃがいもの植え付け】
使っているマルチシートはダイソーのものです。マルチシートの被せ方等は以下を参照してください。
また、今回植えたとこはゴボウがセンチュウにやられてしまった所でしたので、事前にネマトリンエース粒剤でセンチュウ対策もしています。
マルチ栽培での「じゃがいも」の芽吹きを確認
芽がマルチを押し上げるのを発見
植え付けから約40日で「きたかむい」の芽ががマルチシートを押し上げてくれてるのを発見しました。
マルチシートを破ってあげると、真っ白な茎と葉がでてきてくていました。
日にまったく当たらないと、こんな白い「じゃがいも」の芽になるんですね。
力強くマルチを押し上げてくれるので、こまめに見ていれば芽吹きは気がつくと思います。
【3/12 じゃがいも「きたかむい」の芽がマルチを押し上げる】
Youtubeのショート動画でも「じゃがいも」の植え付けから芽吹きまで紹介しています。
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「じゃがいも」栽培 マルチの切り方
植え付けから約50日で「きたかむい」を植えた箇所は、ほぼ芽が出揃ってきました。「北海こがね」の方は、まだみたいです。
最初の1つが芽吹きした後にマルチシートは、じゃがいもの上をハサミで縦に1本線を入れるように切ってあげてました。
これだと光がマルチシートの中に入らないので、日焼けしにくいかなって考えです。
また植え付けた箇所が窪地になっているので、触れば窪地の箇所が判り切る場所を探すのも簡単でした。
【3/22 じゃがいも「きたかむい」の芽が出揃う】
マルチ栽培での「じゃがいも」の芽かき
「きたかむい」の「じゃがいも」は、あっと言う間にマルチの隙間から数本の芽がでてきました。「北海こがね」の方も、1箇所だけ芽がでてきてくれてます。
2本から3本くらいを残して芽かきしました。マルチがあるので土寄せは不要ですがマルチの隙間が少々大きくなってきたので、念の為、籾殻をすき込んでおきました。
「じゃがいも」の芽かきはハサミで切らずに芽を左右に揺らして引き抜く感じで行います。マルチに切り込み作ってるので、芽かきも通常通り実施できましたよ。
【3/26 じゃがいもの芽かき 上:芽かき前 下:芽かき後】