100均(ダイソー)の不織布シートでトンネル栽培
100均(ダイソー)の不織布シートでトンネル栽培を行って寒い期間の家庭菜園・畑の防寒対策や霜害対策に使ってみることにしました。不織布シートの張り方や、耐久性、効能なども記載しています。
不織布シート トンネル張り方
11月下旬に一番最初の不織布シートでトンネルを作ってみることにしました。
使用したのは100均(ダイソー)の不織布シート 1.35X5mと、グラスファイバーの支柱(180cm)です。
5mの長さで足りない場合、ネット等で以下のような10mの不織布シートも販売されています。
防虫ネットと同じ要領でグラスファイバーの支柱を地中に差し込んでU字に折り曲げ反対側を地中に差し込んで行きます。
使用した畑の長さは4mくらいの長さと思いますが支柱6本使っています。
端っこの支柱は斜めに挿して、不織布の植えている苗の間に隙間ができるように工夫しています。
あとは、支柱の上に不織布シートを覆って完成です。この不織布シートは切らなかったと思いますが、畑の長さに合わせハサミで切って使った箇所もあります。問題なかったです。
不織布シートの端っこはまとめて紐などで結び100均(ダイソー)のシートピンを地中に差し込んで止めています。
12月中旬になりかなり寒くなってきたので、防虫ネット張っていた箇所にも不織布シートを上から掛けました。
防虫ネットが下にあり、しっかりしているので、この方法が不織布シートも安定して掛けられます。
ただ2重になるので遮光性は劣るように感じています。
不織布シートの橋は支柱に洗濯バサミで止めています。
ただ風が強いとめくれることもあったので、所々はシートピンなどを使って止めていた方が良いかと思います。防虫ネットに比べ不織布シートの方が風の影響を受けるため強風でめくれるケースが多かったです。
100均グッズを使った、防虫ネットの張り方も以下で紹介しています。
不織布でトンネル栽培 防寒・霜害対策の効能
1月中旬です。不織布シートのみでトンネル栽培をしている箇所ですが、植えた苗も問題なく大きく育っていってくれています。
期間中にちょっとした雪や、霜も発生していましたが影響の軽減はできてそうです。防寒性能はそこまで強くないとは思いますが、霜や軽い雪程度の対策には効能ありそうです。
外で植えていた野菜と比べると冬にしては暖かい日が続くと不織布シートを使っていない方が生育がよく、霜や雪がふるほどの寒い日が続くと不織布シートの中の方が生育が良いように感じました。
さすがに本格的に雪が積もるような所では耐えれないと思いますが、ちょっと雪で地面が白くなるくらいでは不織布シートのトンネルでも問題なかったです。
100均(ダイソー)の不織布 耐久性
2月中旬です。最初に不織布シートを掛けた所なので約3ヶ月にわたり雨風にあたってた不織布シートですが、家庭菜園の畑での使用に問題ない耐久性を示してくれました。ペラペラですぐ破れるかと思いましたが、案外丈夫です。
シートピンで地面に差し込んでいる部分や、洗濯バサミで挟んでいる部分も多少の破れがでている箇所はありますが、3ヶ月経過しても実用性は保ってくれています。
2月中旬で不織布のトンネル栽培の中で育った、アスパラ菜や春菊は収穫ラッシュになってきました。不織布シートは、最終的に3月初旬に撤去するまで問題なく使えていました。3ヶ月半程度であれば、この方式で問題なく使える耐久性がありました。