パピヨンあんずの乳癌手術後
パピヨンのあんずさんの手術後の写真です。無事手術は終わりました。
手術中の麻酔も安定していたとのことで、元々予定していた手術内容は全て行えたとのことです。
手術内容は乳腺の片側全摘出と避妊手術です。エリザベスカラーみたいなのを付けて帰ってくるのかな?と思っていましたが、こんな感じの洋服兼包帯のような感じのを着て帰ってきました。
乳癌手術からの経過
手術して一泊は病院で様子見で帰ってきました。痛み止め、化膿止めなどの薬も処方されましたので、数日飲んでます。
しばらく吠えると痛みがあるのか、鳴き声にお腹の力が入ってないような吠え方でした。
今はもー元気に吠えてます。^^;
傷跡はおもったより綺麗です。抜糸して、しばらくすると痒くなってきたのか、少しこすり付けたりする振る舞いはありましたが、おもったより気にすることなく綺麗に治って行ってます。
病理検査結果
病理検査結果は手術から10日後くらいに結果がでました。やはり2つあったしこりの片方が線管癌でした。
以下が病理結果報告書の内容です。線管癌ではありましたが、全て取り切れておりリンパ等への転移も見受けられないと言うことで、先生のお話でも再発の可能性の低いとのことでした。
このまま元気になってくれると嬉しいですね。早めに手術に踏み切ったのが良かったですかね。
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・線管癌(Tubular adenocarcinoma)および良性乳腺種(Benign mammary tumor)
乳腺組織に形成された腫瘤には、乳癌上皮由来の悪性腫瘍性病変(乳癌)および良性腫瘍病変が認められました。
第4-5乳頭間の乳腺に、内部が壊死脱落した乳癌の増生巣が形成されています。
クロマチン豊富な円形異型核を有する癌細胞は、充実性増殖傾向を見る不規則な腺膣を形成して密に増生しています。
腫瘤外の乳腺間質への浸潤は僅かです。
腫瘤境界は比較的明瞭で腫瘤は全て取り切れています。検査した範囲内では脈管侵襲(みゃっかんしんしゅう)は見出せません。
同時に摘出した鼠径部リンパ節に腫瘤性病変は認められません
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犬の乳癌手術の費用
犬の乳癌手術の費用の参考にされてください。犬種や内容、病院によっても異なるとは思いますが、ご参考に。
手術内容は乳腺の片側全摘出と避妊手術です。うちはパピヨンで小型犬ですので、比較的安いかもですね。
手術費+病理検査+薬代=75157円です。
避妊手術をしなければ2万くらい安くなるそうですが、再発防止には実施した方がよいかと思いやって頂いてます。