家庭菜園で「ごぼう栽培」(短めのうまいごぼう)
8末から9頭に2度に分けて、「うまいごぼう」の種を家庭菜園の畑に巻いて栽培を開始しました。
「うまいごぼう」の説明だと100日前後で収穫になるようですので、12月くらいの収穫を見越して種蒔きしました。
40cm程度の短めの「ごぼう」の品種です。
「ごぼう」を1月に収穫
11月末に一回お試し抜きした時点で「ごぼう」が全然生育してなかったので間を開けて1月中旬に再度収穫してみることにしました。
1月の寒い季節ですが、まだ葉は青々しているのが多いです。
「ごぼう」のネグサレセンチュウ被害・症状
いざ収穫してみると「ごぼう」は15cm程度の長さしかなく、分岐根が異常に多くて、ねじれたり、ずぶとかったり、亀裂があったりで奇形している物がほとんどでした。
最初は生育不良で小さいだけかと思いましたが、調べてみると一番マッチしているのが「ごぼう」のネグサレセンチュウ被害の症状でした。
10-15度でセンチュウは活動し始めるようですが、マルチシートを敷いている状態ですし12月くらいまでは10度越えてる日も多かったので活動できてたのかな?と推測します。
食べて害は無いようですが、この見た目だと少々食べるのにも抵抗を感じますね。
比較的綺麗なの選んで少しだけ食べてみましたが、ごぼうの風味がイマイチ弱い感じでしたが、特に変というような事もなかったです。
大根も少し凸凹して変色している部分があるので、ここもセンチュウと思われます。
ネグサレセンチュウの対策
ネグサレセンチュウの対策は主に以下のような対策があるようです。
・農薬を使用する
⇒「ネマトリンエース粒剤」「クロルピクリン」などの薬剤
・対抗植物を植える
⇒マメ科のクロタラリアやイネ科のギニアグラス、キク科のマリーゴールド、エバーグリーンなどの植物栽培・すき込み
・太陽熱による土壌消毒(夏場)
⇒30度以上の日が続く環境で水で冠水したあとに、透明マルチシートをかけて1ヶ月程度放置し熱で消毒
・石灰窒素を使用する
⇒石灰窒素が農薬として働き、後に肥料として働く。植え付けまで10日程度間を間を置く必要があり
・寒起こしと天地返し
⇒掘り起こして地中の土を寒さにあて害虫を寒さで死滅させる効果と、土の表層と深い土を入れ替えることでセンチュウの多い表層の土を入れ替える
夏場であれば太陽熱による土壌消毒を選ぶのですが、冬時期から春の植え付けまでに対策するとなると、農薬使うしかないかなーと考えています。
ネマトリンエース粒剤は以下でも売られています。最小サイズで2Kです。
1平米あたり20gなので家庭菜園くらいだと一生分あると思います(笑)
上記を使いつつ、耕す際に天地返しもしておこうと思ってます。寒起こしは福岡だと土が凍結するほど寒くならないのでほぼ意味無しと思われます。