トマトが8月に枯れる猛暑対策|100均の遮光ネット・防虫ネット・すだれを4条件で比較検証
家庭菜園で実際に4つの遮光方法を試し、2026年8月上旬時点でのトマトの生育状況を比較しました。
2026年は、100均の遮光ネットやすだれ、防虫ネットなどを組み合わせ、猛暑の夏の日差しを和らげる対策を行っています。
遮光方法ごとの生育・収穫結果を比較
今回試した遮光方法と、2026年8月上旬時点での結果をまとめました。
いずれも高さ210cmの支柱の上部に遮光ネットやすだれを張り、真上からの日差しを和らげてトマト全体に日陰ができるようにしています。
側面は開放しているため、時間帯によっては横からの日差しが入ります。また、上部だけを覆う構造なので風通しも良好です。
なお、栽培期間中の福岡は最高気温35℃以上の日が約1か月にわたり頻発し、梅雨明け以降は約1か月まとまった雨が降らない厳しい環境でした。
水やりは3日に1回程度株元へたっぷり、液体活力剤リキダスを週1回程度使用しています。
| 遮光方法 | トマトの状態(2026年8月上旬時点) | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 100均の遮光ネット(遮光率50%) | 挿し木や種から育てた4株で使用。 すべて枯れることなく収穫を継続しており、生育状態も良好でした。 |
★★★★★ |
| 防虫ネット+100均の遮光ネット(遮光率50%) | 購入苗や挿し木苗など6株で使用。 すべて枯れずに収穫を継続しており、生育状態も良好でした。 |
★★★★★ |
| 防虫ネットのみ | 挿し木苗3株で使用。 8月上旬までに3株中2株が枯れました。 現在は遮光不足と考え、防虫ネットの上から遮光ネットを追加して様子を見ています。 |
★★ |
| 100均のすだれ | 挿し木苗3株で使用。 すべて枯れることなく収穫を継続しており、生育状態も良好でした。 スダレは支柱より少し横にはみ出た状態でも設置でき、日陰ゾーンを増やせるメリットは感じます。 今回試した中では最も日陰が濃くなりましたが、側面は開放しているため適度に日光も当たる環境です。 ただ風の影響は、この中で一番受けるので強風注意です。 |
★★★ |
今回の結果では、遮光ネット(50%)やすだれを利用した株は猛暑の中でも順調に生育しました。
一方、防虫ネットだけでは日差しを十分に和らげられず、株が枯れてしまう結果となりました。
もちろん品種や植え付け時期など条件は異なりますが、35℃前後の猛暑が続く地域では、防虫ネットだけではなく、遮光ネットやすだれを組み合わせる効果は大きいと感じています。
100均の遮光ネットの設置とトマト生育状況
庭の家庭菜園には、100均(ダイソー)の遮光ネット(遮光率50%)を210cmの支柱の上部に展開しています。
4月下旬から5月に定植した挿し木や種から育てたトマトで、少し遅めに植え付けが完了したゾーンですが、比較的綺麗な状態で育ってくれています。
8月でも4株とも収穫を継続できており、新芽も順調に伸びています。



防虫ネット+100均の遮光ネットの設置とトマト生育状況
畑の貸し農園で試している遮光方法で、210cmの上側に防虫ネット+遮光ネットを張って利用しています。
遮光ネットのみより防虫ネットが追加されている分、遮光率はやや高いと思われますが、栽培環境としては大きな違いはないと考えています。
3月から4月上旬に定植したトマトなので、植えてる中では一番の古株ゾーンですが、6株とも収穫量はやや落ちているものの、まだ新芽が伸びトマトの収穫も継続できています。


防虫ネットのみで遮光したトマト生育状況
畑の貸し農園で試している遮光方法で、210cmの上側に防虫ネットを張って利用しています。
白色の防虫ネットは一般的に遮光率がそれほど高くないため、今回使用したものも5~15%程度ではないかと考えています。
5月に定植した挿し木から育てたトマトで、少し遅めに植え付けが完了したゾーンですが、さすがに7月下旬くらいから、これだと葉焼けを起こし枯れ出しました。
8月に追加で遮光ネットも張りましたが、3株中2株が枯れてしまいました。1株もダメージありますが新芽は比較的元気に伸びているので様子見中です。
なお、ここだけ3本支柱で綺麗に上空を覆うことができてないので、その影響もあるかもしれないです。


100均のスダレで遮光したトマト生育状況
庭の家庭菜園には、100均(ダイソー)のスダレを210cmの支柱の上部に展開した場所もあります。
遮光ネットの長さが足りなくて、昔スイカの下に敷いていたスダレを再利用してみました。
すだれは自立する素材なので、支柱よりはみ出て日陰を作りたい時などにメリットを感じています。
遮光率はかなり高いと思います。ちょっと遮光が強すぎる気がしますが、気温が35度超えるような日が続いてますが、現時点では3株とも生育状態は良好です。
側面からの日差しは入っているので、程よいくらいの日照になっているのかもしれません。
植え付けているトマトは、5月に定植した挿し木から育てたトマトです。


庭でスダレや遮光ネットで遮光しているトマトの様子は、⏬️のショート動画でも紹介しているので参考にされてください。
家庭菜園での遮光ネットの設置方法
基本的には遮光ネットも防虫ネットもスダレも風を良く通すので、風の影響をあまり受けないです。
ただ、3つの中ではスダレが風の影響を受けやすく重量もあるので、上空に展開する場合は一番気をつけてください。
支柱は強風でも倒れないよう、クロスバンドやアンカーバンドを使って丈夫に組み立てています。
それでも強風時になぎ倒されるリスクはあるので、テントやターフを張るのと同様に100均(ダイソー)の園芸用グリーンロープを使用し、地中にペグを叩き込んで4角付近からロープを引いています。


支柱を組み立てるのに利用しているクロスバンドは⏬️のような商品です。あると便利ですよ!
近年は毎年遮光ネットを利用しているので、遮光ネットの詳しい張り方や使用した資材は⏬️で紹介しています。
今年はピーマンやきゅうりの上にも遮光ネットを張っています。
結論|猛暑の家庭菜園には50%前後の遮光がおすすめ
2026年の猛暑では、防虫ネットだけでは十分な遮光効果は得られませんでした。
一方、100均の遮光ネットやすだれを利用した場所では、8月上旬時点でもトマトは収穫を継続できています。
栽培品種や地域によって結果は異なると思いますが、35℃を超える日が続く環境では、真夏だけでも適度な遮光を取り入れる効果は大きいと感じました。










